<訪秋>
誰もいつかは歳をとるのよ 周りは私を笑うでしょうね
<秋>の年頃迎えた私の やつれた身なりや仕草を見て
今やもう古ぼけた 私の過去の栄光を聞いて
でも人生ってそうゆうものよ
時を重ねなければわからないことほど
他人には滑稽に映るの
私の人生の喜びが他人にわかるくらいなら
私の人生は貧しかったのよ
だからそのまま笑わせてあげるの 私を笑う人たちを
彼らはまだ<秋>を知らないのだから
あなたにはまだ物哀しいだけの<秋>の歌を
あなたに歌ってあげましょう
それでいいのよ
まだ無邪気なあなたの人生が実り多きことを願って
あなたに歌ってあげましょう
なぜならあなたは 私の遠い過去なのだから・・・
ポルトガルの旅から 関口知宏
こころ響くギターとともに…
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