2019年4月10日水曜日

雨の日の出会い…

<訪秋>

誰もいつかは歳をとるのよ 周りは私を笑うでしょうね
<秋>の年頃迎えた私の やつれた身なりや仕草を見て
今やもう古ぼけた 私の過去の栄光を聞いて
 
でも人生ってそうゆうものよ 
時を重ねなければわからないことほど
他人には滑稽に映るの 

私の人生の喜びが他人にわかるくらいなら
私の人生は貧しかったのよ
だからそのまま笑わせてあげるの 私を笑う人たちを
彼らはまだ<秋>を知らないのだから

あなたにはまだ物哀しいだけの<秋>の歌を
あなたに歌ってあげましょう
それでいいのよ

まだ無邪気なあなたの人生が実り多きことを願って
あなたに歌ってあげましょう

なぜならあなたは 私の遠い過去なのだから・・・
       ポルトガルの旅から 関口知宏   
  
      こころ響くギターとともに…



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